2012-13年度 和田 廣『ロータリーの理念を思い起こそう 奉仕の心を広げる為に～忘れないがんばる東北の為に～』

田中作次RI会長は、RIのテーマを「奉仕を通じて平和」と発表され、 どんな些細な事でも、人を助ける事がいずれは平和に繋がる事に気がつきましたと述べられ、ロータリーは保健、衛生、食糧、教育などの人々の基本的なニーズに最も必要とされている地域で応える事が出来る と続けられて、今、RIが目指す人道的奉仕の重要性を訴えられ、そうする事でより平和な世界の基盤を築く事が出来るという考えを示されました。

そこで私はRI会長の4つの協調事項をも踏まえ、地区テーマを

とさせていただきました。

ロータリーの目的、理念をもう一度思い起こし、さらに理解を深める事で、奉仕の心を広げる事が出来ると考えました。又、目的、理念をしっかり理解する事が、田中会長の「奉仕を通じて平和を」というテーマや4つの強調事項を達成するための近道と考えております。

そこで地区の重点目標として、5項目を掲げさせていただきました。更に地区委員会の活動指針の中にも掲げております重要な事がありますが、そんな中でも特に力を入れて達成しなければならない事は、ロータリーの綱領（すなわち目的、理念）の理解と各クラブの発展です。地区委員会がどう協力して各クラブが一歩前進していただけるかであると思っています。

クラブの発展とはどういう事かという疑問も出ているようです。私の考えるクラブの発展とは、ロータリーの目的、理念を理解する事で、心から世の為、人の為に尽くす会員の集団（クラブ）である事、会員一人一人の協力のもと、親睦を深めながらクラブが充実する事、ロータリーの理念の理解、実践によって、事業及専門職務の発展に繋がる事、そして、それが社員の幸せ、家族の幸せに繋がり顧客満足に繋がることだと考えています。

やらなければならない事は沢山ありますが、上記2つを達成し、その上で各ｸﾗﾌﾞの委員会ごと一つ一つ目標を達成して頂きたいと考えておりますので、一年間宜しくお願いいたします。