2010-2011 theme
思いやり 譲り合い 分かち合い
～若い世代にも 地球星にも～
2010~11年度国際ロータリー
第2800地区ガバナー
塚原 初男
（鶴岡ロータリークラブ）
レイ・クリンギンスミスRI会長から発表された「RIテーマ」と「会長の強調事項」から、今年度は、クラブ重視であり、地域課題であって同時にグローバルな課題重視の方針と、将来的にはRIとロータリー財団の一体化を展望するロータリー奉仕活動の１年間にしなければ、と決意しました。その基本精神は、ロータリーの綱領そのものにあると考えます。そして、日常的には、綱領に掲げられたゴールを目指しつつ、行政の隙間を埋めながら、地域社会、国際社会の仕組みや、人々の暮らしを微少なりといえども改善し、改良していくことが課題になると考えます。
ロータリー研究会、GETS、国際協議会などで研修を重ね、PETS、地区協議会などで方針を練り、これに、今回は３年に１度の規定審議会の新たな決議が加えられようとしています。その詳細については、野々村政昭バストガバナーの月信報告をご参照戴きたいと存じますが、例えば、従来の４大奉仕に「新世代奉仕」を加える５大奉仕の時代が到来されようとし、メール通信をフル稼働するＥ－クラブの条件付き新設が可能になろうとしています。当地区52各クラブのサポート役を果たそうとする今年度地区チームの委員会構成は、編成時期が既に終了していますので、規定審議会で採択された事項がやがて正式に決定された場合には、新たな委員会を編成するのではなく、それぞれ関連の深い既設委員会の検討課題として､決定事項を地区委員会活動内容に出来るだけ漏れなく包含してまいりたいと考えております。
1984年１月､佐々木喆彦先輩の推薦で入会させて戴いた自分のロータリーライフは、この７月で26年半を迎えます。この間に、多くの先輩や友人・知人が得られ、ロータリー独特の異分野の方々との貴重な交流が重ねられ、多くを考え、多くを学ぱせて戴きました。この度の地区ガバナーという大役就任にあたり、この機会に、これまでご交誼戴いたロータリアン、ロータリー関係者の皆様に、自分の職業人らしい恩返しをさせて戴けるならば望外の喜びであります。
第１は健康、第２は家庭、第３は職業と言われ、ロータリーボランティアはその次に来るのかもしれませんが、この１年間はロータリーを第１とし、地区スタッフ、地区チーム、所属クラブ、近隣クラブ、関係者の皆さんからの強力なご支援を戴きながら全力を尽くしたいと存じますので、皆様からの変らぬご指導とご鞭撻をお願い致します。