2021-2022 theme
中核的価値観のもと、時流対応の時
奉仕の心の醸成と実践するロータリアン
2021~22年度国際ロータリー
第2800地区ガバナー
矢口 信哉
(東根ロータリークラブ)
ロータリーの目的達成のため、2019~2020年度地区のテーマは「ロータリーの木の苗木を植えましょう」、2020~2021年度テーマは「4つのテストを実践しロータリーの価値を高めよう」です。苗木を大地に植え、水をやりしっかりと根を張らせるロータリー活動を進めてまいりました。116年間のロータリー運動の変遷は「より良い世界を目指して」の時代対応と真理追及の連続であったろうと認識しております。2010年RI理事会は中核的価値観を決定致しました。2019~2024年の5か年行動計画も発表されました。それらの内容をしっかり研修しクラブ運営に反映させることが必要な時期かと思います。
2021~2022年度 2800地区テーマは「中核的価値観のもと、時流対応の時」
サブテーマ 「奉仕の心の醸成と実践するロータリアン」
と掲げさせていただき継続性をもって地区運営に当たりたいと思います。
一瞬にして全世界を震撼させた新型コロナウィルスは地球の隅々まで感染を広げ、未曽有の死者を数え、深刻な経済的影響は今後いつまでもたらされるのか誰にも予測できません。いずれ終息を迎えるであろう時、ロータリーは、ロータリアンはどのような対応、活動してきたか、検証する事が必要かと思います。そして今こそ私たちの住むそれぞれの地域を元気にするプロジェクトをクラブ毎立上げられたら、素晴らしい地域貢献かと私は思います。
2021-2022年度シェカールRI会長は「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」
SERVE TO CHANGE LIVES と力強いメッセージを発せられました。
ロータリーを定義付ける価値観すなわち中核的価値観(奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ)の会員同士の認識の共有。忘れられつつある高潔性・いまこそ多様性特に今回の国際協議会では参加者の基盤を広げるために多様性に焦点が当てられました。
(定年された人だけ・趣味の集まり・若い人だけ・元ロータリアンだけ)の衛星クラブの立ち上げです、奉仕が好きな人8名で結成できますチャレンジしましょう。
多様性・・・自分の価値観にとらわれない、広い心でわかりあう努力、クラブ運営にも
多様で柔軟な挑戦が求められています。特に女子のエンパワメントに力を注ぐ様、
女性リーダーの支援の時と申されました。
異文化や他民族への理解を深めることも大変需要な時代と感じました。
地区の米山委員会に3年間お世話になりました、異文化交流の重要性、親睦を通じての国民性、文化の違いを学び理解を深められた貴重な体験でした。世界平和の第一歩はお互いに知り合うことから始まり異文化を理解すること、真の友好は宗教の壁、イデオロギーの壁、国境、人種の壁をも乗り越えられることを実感させられた米山委員会でした。
ロータリーの理解を深めるために、是非地区委員にエントリーしてください。
ロータリーをもっともっと好きにさせてくれます。
ロータリー財団の重点分野に「環境問題」が追加されます。(以下、服部英二著「未来を創る地球倫理」より)「地球上の人口1800年10億人、1900年17億人、なんと2000年60億人以上 500万年の人類の歴史、その2万分の1の時間帯に人口爆発が起きました。資源の無限性を信じた人類は物質文明、力の文明、所有の文明を謳歌し今日の環境問題をもたらしました。我々が知るべきは、地球の砂漠化は人間の心の砂漠化から招来した、ということです。」大雨・突風・猛暑など環境問題に起因する現象が世界中でひっきりなしに起きています。以前アル・ゴア(元アメリカ副大統領)は「環境問題はつまるところモラルの問題である」環境問題の解決は早急に取り組まなければならない重要事項と申されました。
山形県も「ゼロカーボンやまがた2050」を昨年8月に宣言され、第4次山形県環境計画に盛り込むとのこと。県内6つの自治体が「ゼロカーボンシティ」を表明されました。我々ロータリーも真剣に取り組むべきと考えます。
ロータリークラブへの入会価値は「親睦を通じての奉仕の心の醸成と実践」にあります。
会員の皆様にはリーダーシップをさらに磨き 向上させ、それぞれのポジションでロータリーの誇りを胸にご活躍いただきます様ご期待申し上げます。
私はロータリーに入会して31年になりました。2800地区が2530地区(福島)から分割される2年前でした。新クラブ立ち上げのために特別代表菅繁三(のちのパストガバナー)先生とクラブ幹事、増強委員長にお誘いをいただき入会させていただきました。
「入りて学びて、出でて奉仕せよ」これだけはしっかり覚えなさいと先輩方に教えられたことを思い出します。当時父(甲太郎)も会員でしたので親子会員として20年間過しました。6年前亡くなった父はロータリー会員であることに大きな誇りと喜びを感じており、40年皆出席の表彰を地区大会でいただき翌年退会いたしました。ロータリーのバッジ、米山のバッジ、ポールハリスフェローのバッジ、世界大会エンブレムバッジ、ネクタイ等大切に保管してありました。「ロータリーは楽しい、ロータリーは素晴らしい、大正生まれで自分のことで精いっぱいで、奉仕のことなど考えた事もなかったが、奉仕を学び多くの素晴らしい方々と出会い人生が豊かになった。」 母も二次会土産の寿司を楽しみに喜んで?送り出していたようです。国際大会も5・6回参加させていただきました。私は今年のバーチャルだけ。
昨年息子も、「お前の親父がガバナーになるんだから入会しなければダメだ」と言われて入会いたしました。
私と交代でと拒み続けた息子も他人のことは素直にきくものですね。
より良い地球のために・・・ よりよい日本のために・・・
よりよい地域のために・・・ より良い人生のために・・・
自分になにが出来るか、考えてみましょう・・・限りある時間を大切に・・・
自分らしく生きて(活きて)、有意義に過ごすことを・・・ロータリアンとして・・・
一日も早くアフターコロナの時期が参ります様念じながら
新しいロータリーの時(革新の時)を皆様のお力をお借りして進めてまいります。
お力添えどうぞ宜しくお願い申し上げます。
矢口 信哉 プロフィール
東根ロータリークラブ 所属
1948年(昭和23年)1月22日 生
〒999-3702 東根市温泉町2丁目9-18
0237-43-5013
090-2950-7101
1966年3月 山形県立山形南高等学校 卒業
1969年 家業(クリーニング)に就く
1976年 (有)矢口・ブライダル鶴亀創業(現ソルテール)
1988年 株式会社鶴亀設立 代表取締役 就任
1990年 有限会社矢口 代表取締役社長 就任
2015年9月 有限会社矢口 代表取締役会長に就任
1984年 東根青年会議所理事長
2006年~2015年 東根商工会 会長
2009年~2015年 山形県商工会連合会副会長
2015年 商工功労山形県知事表彰
2016年 東根市自治功労表彰
2018年~ 東根市振興審議会会長
1989年7月 東根ロータリークラブ入会
1995年~1996年 東根ロータリークラブ幹事
2005年~2006年 東根ロータリークラブ会長
2016年~2019年 地区米山奨学・学友委員会 委員
2018年~ 米山奨学生カウンセラー
2019年~2020年 第3ブロックガバナー補佐
マルチプル・ポールハリス・フェロー 米山功労者マルチプル