「手続要覧」等より作成
全世界のロータリークラブのネットワーク。
すべてのロータリアンとそのゲストに開かれている年次国際会合。
RI 会長から毎年、発表されるロータリーのメッセージ。当該年度のロータリーのプログラムの遂行において、最大の重要性を持ち、使用すべき唯一のテーマ。
1917 年に基金として発足。1928 年国際大会でロータリー財団と名づけられ、1931年に信託組織となり、1983 年に非営利財団法人。財団の法人設立定款と細則に従って、ロータリー財団管理委員会が慈善的、教育的目的のためにのみ運営する。その使命は、ロータリーアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることである。
学校や地域社会での課題に取り組むため結束する 12~18 歳の青少年のためのクラブ。奉仕活動を行い、リーダーシップのスキルを身につけ、新しい友人をつくる。
都市連合会のこと。都市間の、あるいは都市内の多くのロータリアンが一堂に会し、ロータリー情報を学び、親睦も図る会合。日本では、1つあるいは複数の分区やグループ単位で開催されることが多い。
元気なクラブづくりのため、勧誘、会員維持、新クラブの結成を 3 つの要素として行われる活動。
クラブ会長エレクトのために毎年実施される研修。開催時期は2 月または 3 月。その主な目的は、クラブ会長エレクトが責務について学び、ガバナー補佐とともに目標設定にあたること。ガバナーエレクトが招集し地区研修委員会が企画する。
RI 理事会の一般的な監督の下に職務を行う地区内の RI 役員。ガバナーは地区内すべてのクラブを啓発し、意欲を与え、継続性を確保することにより、地区内のクラブを指導し、支援する。
地区内の各クラブ会長およびクラブ幹事へ、少なくとも月に 1 度、連絡を取る義務を果たすためのもの。電子ニュースレタービデオメッセージ、地区ウェブサイトのリンクをEメールで送るなど、さまざまな形で発信される。
RI 理事会の方針に従い、地区ガバナーより任命され担当する地域内で指定されたクラブの管理運営に関して、ガバナーを補佐するロータリアン。
RI の立法機関。投票権を有する議員は各地区のクラブの代表議員からなる。クラブ、地区大会、RIBI(グレートブリテンおよびアイルランド)審議会または大会、規定審議会、RI 理事会が提出した制定案と決議案を審議、決定するために 3 年に 1 度開かれる。審議会で採択された立法案の決定は、全クラブによる再検討を経た上で実効となる。
クラブのプロジェクトと活動について協議するために開かれる。クラブ役員、理事、委員会委員長を含むクラブ会員全員が出席する会合。
クラブはある一定の場所(地域)に結成されなければならず、クラブ定款の中でその所在
地域を定めなければならない。名称(そのロータリーの用語全部または一部)はクラブの所在地域を特定するものなので、不案内な人でも地図で容易に確認できるような名にすべきとなっている。
クラブ奉仕は、クラブの機能を充実させるために、クラブ内で会員が取るべき行動に関わるものである。
クラブ細則に従って構成されたクラブの意思決定機関。
元気なクラブづくりのため、ロータリークラブのために推奨されている管理的枠組み。効果的なクラブのベストプラクティスに基づき、クラブが各奉仕部門の目標を達成するための能力を高めることを目的とする。プランの採用はクラブに奨励されるが、義務付けられてはいない。
2 月15 日より前に開催され、ガバナーエレクトが運営上の責務、モチベーションと意欲の与え方を学ぶのが目的。召集者はRI 会長と会長エレクト。
→ RI 国際大会
書物などを読むことや通信を通じて、さらには、他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて、他国の人々とその文化や慣習、功績、願い、問題に対する認識を培い、国際理解、親善、平和を推進するために、会員が行う活動から成る。
全世界のロータリークラブのネットワーク。
クラブの所在地域または行政区域内に住む人々の生活の質を高めるために、時には他と協力しながら、会員が行うさまざまな取り組みから成る。
専門職業人のグループが海外に赴き、スキルや知識を学んだり、現地の専門職業人にスキル
や知識を提供するもの。クラブや地区は、このVTT を支援するために、地区補助金またはグローバル補助金を使うことができる。
事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実践していくという目的を持つもの。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うこと、そして自己の職業上の手腕を社会問題やニーズに役立てるために、クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。
各クラブが、RIに対して半年ごと(7 月1 日および1 月1 日)にクラブ正会員総数に応じて支払う会費。
指導力養成活動、社会奉仕プロジェクト及び国際奉仕プロジェクトへの参加、世界平和と異文化の理解を深め育む交換プログラムを通じて、青少年ならびに若者によって、好ましい変化がもたらされることを認識するもの。
ロータリー財団の標語
ロータリーの新しい公共イメージ向上キャンペーン。
RI の管理の便宜上結びつけられた一定の地理的地域内にあるグループ。
クラブ会長エレクトと次期クラブ指導者のために毎年開かれる研修会合。
地区の全ロータリアンが出席し、意欲を喚起する講演を聴き、クラブと国際ロータリーの重要な事柄について話し合う。
ロータリーの資料その他に使われるロータリーの公式標語。
ロータリーの文献やそのほかの資料に使用することができる、ロータリーの公式標語。
奉仕の重要性を認識し、特に力を入れるために、国際ロータリー理事会が定めたもの。
各クラブによる採用が義務付けられている管理規定。これらの規定は、RI定款とRI 細則に一致し、規定審議会によってのみ改正できる。
全ロータリークラブの活動の指針となるもの。クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕の5部門から成る。
年次基金、ポリオプラス、あるいは財団が承認した補助金に対し、累積1,000 ドル以上を寄付した人を称える認証。その後1,000 ドルごとにマルチプル・ポール・ハリス・フェローが授与される。
年次基金、ポリオプラス、財団が承認した補助金プロジェクトに毎年1,000 ドル以上を支援する人の認証。
RI の特別プログラム。撲滅の認定が達成されるまでは、ほかのすべてのプログラムに対して優先される。
RI のウェブ上での登録者専用サイト。
自身が所属するクラブの例会に出席できなかった場合に、自己の会員身分を守り、出席の扱いを受けるために、別のロータリークラブの例会か標準ロータリークラブ定款第12 条、またはクラブ細則に規定するほかの会合に出席すること。
四つの問いを中心に、事業と専門職における倫理について述べた声明。「真実かどうか、みんなに公平か、好意と友情を深めるか、みんなのためになるかどうか」。1932 年にロータリアンのハーバードJ.テイラーにより創案、1943 年にRI により採用。
各クラブは、ほかのロータリークラブのどの会員でも出席できるような場所で例会を開くよう期待されている。
18~30 歳の大学生及び若い成人のためのクラブ。リーダーシップや職業スキルを磨き、ロータリアンなど地元のリーダーと交わり、ボランティア活動をする。ロータリークラブにも入会でき、二重会員身分が可能。
ロータリークラブの会員。
「ロータリー」はロータリークラブとロータリアンによって構成される組織、クラブとロータリアンを指導する原理、慣行及び慣例、そしてクラブとロータリアンが達成を期する目的および綱領を示す言葉として用いられる。
いわば「クラブの中にあるクラブ」。例会は別に開くが、会員はスポンサークラブの正会員でもあり、2つの会員種類を同時に持つ。ロータリークラブとは異なるので加盟認証状は発行されない。衛星クラブ会員数が20 人を超え、ロータリークラブとしての加盟を希望し手続き完了後、加盟認証状が贈呈される。
インターアクト、ローターアクト、ロータリー青少年交換、新世代交換、ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)、ロータリー平和フェローシップ、ロータリー奨学金(グローバル補助金または地区補助金)、職業研修チーム(メンバーとリーダー)、国際親善奨学金、大学教育のための補助金、研究グループ交換(メンバーとリーダー)、ロータリー・ボランティア、米山奨学金などのプログラムに参加した経験のある人。
ロータリアンの配偶者、物故会員の配偶者、ロータリアンの子ども、孫、その他の親戚、ロータリー学友や、インナーホイールおよびそのほかの配偶者グループ、世界ネットワーク活動グループ。
会員だけが使用できるRI ウェブサイト(www.rotary.org)のページ。自らのロータリー財団への寄付、所属クラブならびに地区の会員数等を確認できる。
本クラブの目的は、「ロータリーの目的」の達成を目指し、五大奉仕部門に基づいて成果あふれる奉仕プロジェクトを実施し、会員増強を通じてロータリーの発展に寄与し、ロータリー財団を支援し、クラブレベルを超えたリーダーを育成することである。
RI 理事会の全般的および恒久的方針のすべてが含まれている文書。RI 組織規程を補足するもの。
友情と親睦を深めるために、共通の職業的活動、またはレクリエーション活動を遂行する目的で結束したロータリアンのグループ。公式認定はRI の審査と承認、設置方針に基づく。
国際理解と平和を推進するために、ロータリークラブによる支援のもと、15~19 歳の青少年が母国以外の国を訪問したり、そこに留学したりする機会を提供するもの。言語や文化を学びながら、海外に友人をつくり、世界市民としての自覚を養う。プログラムは長期交換(学生は1 学年度海外に留学)、短期交換(学生に数週間程度の外国訪問)の2 種類ある。
スキルと人格を養いながら、奉仕、高い道徳的基準、平和といったロータリーの価値観を学ぶ機会を提供することを目的とする、クラブ、地区、多地区合同で組織されるリーダーシップ養成プログラム。14~30歳を対象として3~10 日にわたり行われる。
1905年、シカゴの最初のロータリークラブを創立したポールP.ハリス。
ロータリーの標章には、「ロータリー」という語、ロータリー徽章、そのほか多くの言葉とロゴが含まれる。
ロータリーの目的とクラブ会員の責務について簡潔に記述した声明。RI 定款と標準ロータリークラブ定款第4 条に規定されているように、有益な事業の基礎として奉仕の理想を奨励し、これを育むのがロータリーの目的である。
ロータリー財団による奨学金プログラム。世界の7 つの大学に設けられた6 つの「ロータリー平和センター」で奨学生は学ぶ。